★怒涛の人工芝計画④~佳境の章・切り絵渡辺
地味な地固めの作業に5日もかけた渡辺氏。
ここから先はサクサク進むのかと思ったら・・・
さてさて本日から第二段階、防草シートです。
端から作業を始めるやっちゃう渡辺氏。
その手元を見てみよう。
まず、防草シートを形に添って切り抜き、その周りに釘を打って固定。
釘を打った場所から雑草が生えないように、上からテープを張ります。
木の周りも土を見せずにきっちり切り抜き。
そして赤い矢印のところ、壁に沿って上にシートを余らせて
雑草の生える余地をなくします。
さて、私もここにきて気付いた。
庭の踏み石は花のような造形になっているのだが・・・
コレを渡辺は切り抜くのか?すごい数あるぞ・・・
しかしこれも愚問であることがすぐに解ることになる。
お分かりいただけるだろうか?
見事に花形に沿って切り出したシート、外縁に隙間はほぼありません。
その上、踏み石の間のわずかな隙間にもシートを
ギリギリまでかぶせる攻めを見せる。
流石だぜ、やっちゃう渡辺!
しかし、これは地固め以上に地味で繊細な仕事。
渡辺氏:「夕方くらいから人工芝入れたら・・」
なんて言っていたが終わるわけないと確信w
そうして一日がかりで防草シート敷設完成。
明けて、いよいよ佳境の第三段階、人工芝敷設に入ります。
ロールになっている大きな人工芝を適切な大きさで切り出していきます。
こちら側から敷設していきます。
おお、綺麗だ!人工芝だぁああ!
しかし、造形に沿って切り抜くのはシート以上に大変そう。
がんばれ渡辺、負けるな渡辺!
猫も応援しているぞ!?
うちの猫、すっかり渡辺氏に慣れたな。作業の横で怠惰に過ごす。
怠惰にすごせない渡辺氏の作業は続く。もう日が傾いてるよw
踏み石の切り抜きもさることながら、菜園周りの波型にもしっかり沿って
敷設されてます。
因みに写真は載せていませんが、防草シートの段階で
波型に出来るだけ沿って切り抜きされています。
人工芝を敷設すると見えなくなる場所なのでいくらでも手は抜けますが
手を抜くと雑草が直ぐ生えてくるらしいです。
いや、まじで仕事の細かさに感心します。
綺麗にくりぬいた踏み石周りの人工芝。
これが、一日で出来た作業量。
この時点で、私、なんか申し訳ない気がしてきた・・・
彼はちゃんと儲けているのだろうか?
職人としてはすばらしい資質だが、君、食えなくなったら元も子もないよ。
という訳で作業が終わったら、
感謝を込めて一緒に飲みに行くことにしました。
人間としても興味がすごくわきました。
もちろん私のおごりですよw
さて、またまた明けまして8日目、そしてもう夕方w
端の作業が終了して人工芝敷設完了!?
いやいや、これからつなぎ目の接続と細々とした調整があるようで
次の日も渡辺氏登場するのである。
つなぎ目は別の専用シートにおのおのの人工芝をボンドで接着して
つなぎ合わせます。セロテープで紙と紙をつなぎ合わせるイメージですね。
これで、庭に敷設された人工芝の大小のピースは
すべて繋がることになります。
そうして9日目の最終日を迎えることとなります。
次回は最終作業と完成祝賀会の模様、終章でお伝えしますw