★鼻くくりでくくり罠
近所の神社にある階段からこんにちわ、つくし君。
その神社周辺で日曜日、集落の方達と「こさがり」。
落とした桜の枝を家に持って帰りました。
こさがりとは枝葉が伸びてインフラなどに悪影響が出ている
もしくは出そうな樹木などの剪定、伐採です。
コミュニティーの力が結集。子供たちにもすばらしい経験です。
ここ何日かすごく寒いですが、写真のとおりもう春はそこまで来てますね。
こさがりの活動中に集落の重鎮がくくり罠を仕掛けて来いというので
いわれた場所に本日仕掛けてきましたよ。
家から歩いて3分ほどです。
途中にある橋と右手木の先に廃屋があります。
人がいなくなってもう十数年たっているのかな。
この橋の先には2件の家がありましたが、今はもう誰もいません。
橋の下の川にそって歩みを進めます。
こんな感じの小さい小川です。数日前の足跡がありましたよ。
大きさは30k-40kぐらいかな、イノシシですね。
ピンクのテープが巻いてあるところ、2箇所罠を仕掛けています。
うちの猫、ここまでは来ないと思うのですが
一応爪楊枝を全本設定して軽い獲物には反応しないようにしました。
枯葉で隠して誘導の棒と石を置いて完成。
かもーんw
今回仕掛けたのは重鎮に言われたのもあったのですが
実は新しい武器を購入いたしました。
それが、イノシシの鼻くくり。
くくり罠の場合は前足か後ろ足のどちらかにかかっている訳ですが
1点で保持している獲物はまだ自由に動けます。
これをイノシシの特性をうまく使って鼻にもワイヤーをかけて
2点で保持するという物。
動きがかなりというか、ほとんど制限されます。
もう一本足を保持して3点にしたら完璧に動きは封じれます。
その状態で槍で止めを刺すのが理想です。
私の場合、箱罠でしたら電気で弱らせて、槍で一突きして
放血、死に至るとなってましたが、
くくり罠の場合は40k以上ぐらいから鉄砲でお願いしていました。
今回鼻くくりを購入したので60kぐらいまではこの方法で
やってみようかと思っています。
さて、購入先はオリモ製作販売さん
組み立て終わった物が上の写真ですね。まだ柄を付けていません。
鼻くくりの本体部分はくくり罠の転用です。
踏み板に鼻をぶつけさせて罠設置時と同じくばねの力をもって
ワイヤーで鼻をくくります。
狩猟されている方は当然解ると思いますが
この写真ではワイヤーの設定はしていません。
つまり現状の写真の状態では起動しません。
コメリで買ってきた3段階、2mの伸縮性の棒です。千円ちょっとでした。
鼻くくり本体との結合には先端部分が細いので
これにゴムシートを任意の幅に切って、ぐるぐる巻いてアロンアルファで固定。
鼻くくり本体の径2.5cmに合わせます。
お見事w
固定用の左右のねじはそれほど強く締めなくても大丈夫です。
強度も心配でしたが鼻をくくるだけなら問題なさそうです。
さて、あとは捕獲報告だけですね!