★敵の確信を突くべし【激闘の章】~新米わな猟師編

ぬわぁあああ!!

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な、なんてこった・・・

またエサだけ食って逃げられてる!

 

新米わな猟師の現場検証開始w

《現場検証》

①peラインを越えて、またも黒トリガー紐直前まで痕跡有り。しかし罠は作動せず。

②つまり、敵の黒トリガーまでは安全という確信を突く作戦は成功している。

③しかし罠が作動しないということはpeラインの

 地面からの高さ約20cm。この下に少なくとも頭部は収まる獲物である。

④昨日夕方箱ワナの入り口まで撒いたエサは完食。

 

さー、考えよう!

私がイノシシぽいと思っていた理由。

まずはエサを食う量と痕跡。

しかし新米だけに確信は持てない。

 

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今回は動いていないが、この岩を何回か動かしていた。

イノシシは鼻でこのぐらいの障害物は転がしてエサ食っちゃいます。

 

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ワナのすぐ近くにあるイノシシらしい足跡。

しかーし、またも新米の悲しいところは、足跡見て確信できないところw

 

どうやら、イノシシでは無い可能性も考えねばなるまい。

冬眠明けのアナグマかー?もしくはタヌキかー?

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でぃすいずアナグマ君↑

 

しかし、こんなに上手く冬眠明けのアナグマ

危険性を認識して何回もトリガーかわすかな・・・

 

今までの私の予想は、以前、黒トリガーが作動して

扉が落ちるも何回か逃げられた、経験をつんだ個体。

つまり、黒トリガー紐は危険と知っている獲物。

かつ、直径25cmぐらいの岩を容易に転がす力の持ち主。

しかし今回の現場検証ではっきりしたことは地面から

20cmのpeラインに干渉せずに僅かではあるがその先のエサが食えること。 

 

2点の可能性がある。

イノシシではないという事と、イノシシと他の獲物が同時に来ている。

どちらも対応できるようにワナをもう一回工夫してみた。

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まず黒トリガー紐の結び目をワナの奥に移動。

次にpeラインの結び目を地面ギリギリまで低くしました。

peラインは上から見ると真っ直ぐ伸びていますが

入り口から見ると右から左に向けて斜めに張られています。

言葉ではわかり辛いですね。罠の入り口から見ると下のような感じです。

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黒ラインに確信を持っている個体であるならば

前回よりも奥まで張った黒ラインの直前まで容易に入るはず。

また、斜めに張ったpeラインにより、小さい固体でも罠の作動が可能。

 

さーてこいつでどうだ!

思考の激闘で御座るw