★世の中知らないことだらけ

すっかり春になりました。

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嵯峨山

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小保田

春の盛りとともに元号は令和(れいわ)に決まりましたね。

 

 

さて本日、箱罠を仕掛けさせてもらっている農家さんの家で

稲の種まきをやっていました。

見たことないので何でも首を突っ込んで観察しましょうw

 

まずは何よりもコレを確認していただきたい。

すべてはここから始まるのである。

 

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苗床

このケースが苗床なのですがこの大きさに合わせて

すべての機器が製作されます。

 

この写真で苗床に撒かれているのは発芽用専用の土です。肥料も入っています。

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専用土

コレが専用の土です。一袋700円・・結構高い。

撒いている水はおそらく農薬入りの水だと思います。

 

ここに種を撒くわけですが、このような機器で撒きます。

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種まき機

この種は実は後ほど出てくる育苗機で暖気加湿して湿っています。

すでに発芽を促しているわけですね。

 

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種まき機②

種まき機を苗床にこのようにセッティング。

レールの上を進むがごとく、らくらく種まきです。

手でやるより3倍くらい早いらしいですw

 

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種まき修正

今回は種が少し湿りすぎていて機械にくっついて

落下するものが少なくなったので手で撒き調整します。

もう少し乾かしたほうが良かったとおっしゃてました。

 

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土まき

次は上から同じ土を撒きます。

土は芝生の目土みたいに2ミリぐらいの玉状になってます。

この機器も苗床の規格に合わせられています。

 

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水まき

そして土の上からまたも農薬入りの水まき。

発芽直後の稲の病気を未然に防ぎます。

 

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育苗機

出来上がった苗床を育苗機に入れます。

コレも一段に苗床が4枚入る規格になってます。

 

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育苗機②

育苗機の下には水を入れる場所がありこれを暖めて高温高湿度にして

更なる発芽促進を図ります。

二日間育苗機に置き、その後ハウスに移して約20日育てて田植えとなります。

 

因みに田植えの時も苗床のケースから

簡単に田植え機で作業できるらしいです。

 

すべての機器のスタンダードな規格となっている苗床は80年ぐらい前から

変わらずあるよと農家さんが言っていました。

田植えの経験はありましたが、種まきの経験も知識もほぼゼロでした。

世の中知らないことだらけで、楽しいですね。

 

因みに、1反歩(300坪)で20枚の苗床が必要とのことです。

 

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田んぼ

今月末には田植えが始まります。田んぼも準備万端です。